クラミジアはどのくらいの治療期間が必要?

クラミジア性器感染症は、治療に用いる抗生物質製剤によって治療期間や1日の服用回数が異なりますが、現在では抗生物質製剤アジスロマイシン力価1000mgを単回服用もしくはアジスロマイシン力価500gを1日1回の服用を3日間継続する事で完治させています。
他の治療法としては、レボフロキサシン力価500mgをの服用を1日1回、ドキシサイクリン100mgやオフロキサシン力価300mgの服用を1日2回、エリスロマイシン塩基力価500mgやエチルコハク酸エリスロマイシン力価800mgの服用を1日4回などアジスロマイシンと異なり7日間反復服用する必要があります。

アメリカ

クラミジア性器感染症は、アメリカのレポートによれば1年で感染患者の45%が完治するとされ、無治療で放置しても感染患者の半数以上が1カ月以内にクラミジアの兆候が消失しています。
しかし、女性の場合には発症の兆候が無いままに子宮頸部に長期感染する事が多く、放置すると子宮内膜炎や卵管炎、骨盤腹膜炎を発症するので早期発見を心掛ける必要があります。
クラミジア性器感染症は、子宮頸部への長期感染により子宮頸癌の発症リスクが高くなるので、特に女性は早期発見及び早期治療で軽症のうちに短期間で完治させる必要があります。

クラミジア性器感染症は、アジスロマイシンなどの抗生物質製剤投与により1日間~7日間程度で治療が終了し完治する事が出来ますが、クラミジア性器感染症患者の約10%程度に再発する事があり、再発を繰り返す場合には2週間~3週間程度治療を継続する必要があります。
クラミジア性器感染症は、20%~40%の確率で淋病を併発しているケースがあり、淋病を併発している場合には菌の増殖スピードが速く病態が非常に激しい淋病の治療を優先して行います。
治療は、ピンポン感染を避ける為にセックスパートナーと同時期かつ一緒に受ける必要がある上、治療中は性行為を避ける必要があります。

クラミジア性器感染症は、1日~1週間で治療を終えますが、再発リスクがあるのでハイブリットチャプチャー法や核酸増幅法などでクラミジア菌の有無の確認を2回行う必要があります。
クラミジア菌の有無の確認は、基本的に治療終了直後と治療終了後から3週間~1カ月後に行われる事が多く、治療終了直後には抗生物質製剤により死んだクラミジアトラコマチスの遺伝子が試薬に反応する事があり、誤診を避ける為に3週間~1カ月の期間を空けてクラミジア菌の有無を確認し完治の診断を行います。

クラミジア治療中なら性行為は控えるのが賢明

クラミジア性器感染症は、感染率50%と性行為2回で感染してしまうほど感染力強く、避妊具を用いる事で精液や膣分泌物に含まれる病原菌による感染リスクが大幅に下がりますが、病原菌は咽頭や直腸、外性器などにも存在するので口や肛門を使った性行為、ディープキスでも感染するリスクがあります。
その為、クラミジア性器感染症の治療中はあらゆる性行為を最低7日間は避ける必要があります。

クラミジア性器感染症の治療は、1日間~1週間の抗生物質製剤の服用により菌のタンパク質の合成を阻害する事で菌の増殖を抑制し、98%の確率で治癒されられるとされています。
現在の抗生物質製剤は、病原菌を完全に死滅させる為に7日間必要となり、治療中の性行為により新しい病原菌が体内に侵入すると病原菌を完全に死滅させる事が出来ず、抗生物質製剤の服用を延長する結果となります。

治療中の性行為は、病原菌を完全に死滅させられなくなるだけでなく、死滅させられなかった病原菌が使用していた抗生物質製剤に耐性を持たせてしまうケースもあり、薬剤に対する感受性を確認し抗生物質製剤の種類や用量を変更する必要があり、結果的に治療期間の長期化や費用負担が増える事になります。